10月14日、おおた商い観光展にて、以前皆様に投票をお願いした「大田区商店街PR動画コンテスト」の表彰式がありました。
結果、最優秀賞をいただきました!!
スクリーンに流れる僕達の動画「池上本門寺通り」を観て、涙がこみ上げました。
この動画を作ったのは、20代の若者達です。
カメラ担当のヒョウゴは、カメラマンになる夢を持ち、福岡県から上京した翌日に、僕が当時営んでいた古着屋に入ってきた10代の若者でした。
その時から突出した情熱、知性、バイタリティに可能性を感じました。
「輪島さん今日時間ありますかー?」
なんて連絡を定期的にくれる、一回り以上年下の若者。
僕は素直に嬉しかった。
いつか一緒に何か出来たらいいな。
そんな想いでよく酒を呑みながらお互いの夢や希望を語り合いました。
気がつけば僕は蓮月を始め、ヒョウゴは有名カメラマンのアシスタントを卒業しフリーのカメラマンへと成長していました。
ある日、大田区が動画コンテストをやるという話が耳に入り、詳細を見たときに、ヒョウゴを思い出しました。
その数日後、いつものように
「輪島さん今日時間ありますかー? 」
と連絡があり、彼は蓮月に来ました。
「ヒョウゴ、一緒に動画撮らないか?」
僕の提案に、コンテストだからではなく輪島さんとやりたいから撮る、と言ってくれたヒョウゴの情熱は、あっという間に仲間を集めました。
動画は2人の女子高生が池上本門寺通りを軸に青春している内容ですが、当初出演予定だった女性が急きょ参加できなくなりました。
脚本は白紙になり、あらためて出演者探しから再構成されて出来上がったのが、今回の作品でした。
撮影当日、
「綺麗な絵が撮れましたー!」
と楽しそうに僕に動画を観せてくれる彼のイキイキとした姿が印象的でした。
受賞式に一緒に登壇したのは、アートディレクターの河内くんです。
ヒョウゴが大好きな先輩です。
授賞式後に河内くんと2人で語りましたが、27歳とは思えない経験と哲学がある若者でした。
ヒョウゴがやりたいと思ったものは俺もやりたい、という想いで協力してくれたそうです。
素敵なチームでした。
また一緒に何か出来たらいいなと思いました。
みんなありがとうございました!
大田区商店街PR動画コンテストで最優秀賞を受賞しました!今日の表彰式で発表された瞬間、感激のあまり泣いてしまいました😭応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました!! #池上本門寺通り #大田区商店街PR動画 #おおた商い観光展2017 #古民家カフェ蓮月 pic.twitter.com/QoNHL4hNmn
— 古民家カフェ蓮月 @大田区池上 (@ikegamirengetsu) 2017年10月14日
本妙院の速水住職は、境内の撮影に快く協力してくれました。
この辺もいいんじゃないかな? と縁側を解放してくれたり、このアングルから撮るのは大丈夫ですか? という問いにも迷いなくにこやかにどうぞと言ってくれました。
作品に出演してくれた池上本門寺通り商店会会長の中澤会長は、僕にいつも労りの言葉をくれる人です。
「君達の世代に頑張ってほしい」と言ってくれる中澤会長の背中が僕は大好きです。
僕自身もそんな背中を見せられる男になりたいと思います。
僕自身は、地域活性のために今回の動画を投稿したいと思いました。
地域活性化には、世代を越えた交流を持ち、みんなで手と手を取り合って、個性ある街づくりをしていくことが必要不可欠だと思っています。
今回のこの結果を次に繋げて行けたらと思っています。
運営の皆様、お疲れ様でした!
作品に協力してくれた皆様、投票してくれた皆様、動画を観てくれた皆様、ありがとうございました!
受賞者の皆様、おめでとうございました!